Zup!Zero ショートレビュー

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皆さん、0回目の有意義な100円の買い物をしましょう。
いや、買い物だなんてしなくて良い。そもそもZeroって何だよ?お前はZup!4で終結したはずじゃなかったのか?新たな段階へ突入をしたZup!シリーズだが、ナンバリングを返上しただけあり、大幅な改革が行われている。タイトル画面で数回のクリックをして実績を解除したのなら、Zeroの世界に飛び込もう。98円で堪能できるぞ。

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ほぼ全面に渡り、パズル解法がギミックありきの、例えるのならピタゴラスイッチに近い印象である。そのため画面全体に目を配る必要性があり、初見殺しが増えた。開発側も4のマンネリは理解していたらしく、今回のZeroはこれまでの要素に追加して、スイッチ操作をするシーンが多い。このスイッチ起動の順番や、どこを爆発させてスイッチまで球を運ぶか?などの別パズルが発生する。

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とても良いセンスである。
従来のパズルスピードに加え、更にスイッチギミックによる『遠方のスイッチに球をぶつける』場面が静かな派手さを演出しているのである。爆発物がなくなった虚しさに怯え、スイッチを押せない場面に涙する。新たな悲しみを得てなお、我々はZup!をクリアしなければならない。難易度は過去最高であり、過去作の平均クリア時間20分を上回る50分。まぁ、たいしたことはないけれど。

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驚愕の実績数1043

流石に実績数が3桁は画面上部の実績表示が凄まじいことになっており、解除された実績の絵柄を眺める行為も慣れてきた。見れば、いいかげん?というか実績絵柄も苦労しているようで、得体の知れない文字が並ぶ。Wi-Fiのマークとか、このゲームに関係ないだろ!!と突っ込めるのも魅了の一つか。

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噂によると、Zup!5が発売したらしい。
そんなもの発売しなくて良いぞ!!もうお腹一杯だ。

コラム:取り留めの無いゲーム小話(2017年6月)

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Tom Clancy`s Rainbow Six Siegeは各国の特殊部隊が活躍をする。アメリカからはSWATとNavy SEALs、ロシアはスペツナズ・アルファ、英国・SASも登場をする。そして日本からは特殊警察部隊SATが満を持して登場しているのだが、そもそもにしてSATがエンターティメントに出てくることが珍しい。恐らくRainbow Six Siegeがゲーム初登場ではないだろうか。各国の部隊は悪役/主人公に関わらず話題に挙がることが多いと思うのだが、日本の自衛隊や特殊部隊は知名度が低いのか、それとも単純にネタにならないのか、あまりゲームに出てくることが無い。逆に戦国時代の暗殺部隊NINJAの登場回数はとにかく多い。NINJA GAIDENシリーズをはじめ、天誅あたりは日本人が製作した忍者なので理解できる部分もあるが、海外のOnikenShadow WarriorWarframeと勘違い系の方が圧倒的に多い。世界にとって日本の特殊部隊と言えばニンジャ一強であり、SAT=ニンジャ、自衛隊=ニンジャ、亀+下水道=ニンジャ、という立式が完成をしている。今後も日本の特殊部隊がゲーム界隈で目立つことは無いだろうが、ニンジャが世界を救う日常が失われることは無いだろう。そういった意味で日本の精鋭部隊が大活躍をするRainbow Six Siegeは貴重だ、えらく貴重なのだ!!

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Anomalyシリーズは、諸事情あって放置している。Anomaly: Warzone Earth、Anomaly 2、Anomaly Korea、Anomaly Warzone Earth Mobile Campaign、Anomaly Defendersと5作品を所有しているが、どれも同じに見えてしまうのにも問題がある。しかし最大の理由は最初にリリースされたWarzone Earthをダウンロードしようとした際に、誤ってリスト近辺にあった別タイトル『Alan Wake』をインスコしてしまった事だ。アラン先生の次回作にご期待出来なかったので、急いでアンインスコ。別の日に思い立ってみたが、寝起きのため誤って再び『Alan Wake』をインスコしてしまう。同じミスに衝撃を受けた私は、もう二度とAnomalyをプレイしないと決心をした。非常に下らない理由だと思われるかもしれないが、こういった経緯がプレイに及ぼす影響は割と大きい。ゲームはプレイする前から既に批評が始まっていると考えて良く、特に有名作は『面白いだろう』という先入観が、実際のプレイに一定の作用を引き起こす。プレイする前からBioShock Infiniteが面白くないと考えるのは難しい。知識0で購入するゲーマーはいない、必ず何かしらのバイアスが入ってプレイを開始する。そしたら、ほら、 Infiniteは『僕の想像した通りに』面白かったじゃないか。先入観こそがゲームレビューの始まりであり、この部分をいかに小さく出来るかがカギだと思う。だから私はWarzone Earthを見つめて想い返すのだ。プレイさえしていないゲームの未来記事を、そしてアラン先生の活躍を。

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強烈な裏切り者は、逆に好感が持てる。例えばACE COMBAT ZEROに登場をするエースパイロット"Pixy"ことラリー・フォルク少尉は良いキャラクターだった。製作側も彼を真実を知る語り部としての役割を与えた節があり、主人公サイファーと同格の扱いであったようにも見える。裏切り者Pixyや敵側パイロットたちが『主人公』の戦歴について語る場面は、どこか親しみのある者への愛情を感じさせ、主人公により一層の得体の知れなさがあるのも面白い仕掛けである。Pixy以上に強烈な裏切り者と言えば、Hitman: Blood Moneyに登場をする女性オペレーター”Diana Burnwood”だろう。敵対組織に47を売った悪女だが、終盤ではもう一波乱を起こす。またAbsolutionでは所属していた組織を裏切っており、それにより自身の命を47に狙われる側に。Pixyは清涼感のある裏切り者、Dianaは勝利をし続ける裏切り者というイメージだ。裏切り者の特有の微笑みシーンが双方に見られないのが残念なのだが、2人に関してはそういう性格でもないだろう。ゲームタイトルでは意外な人物が裏切りをすることも珍しくないが、私は結構好きだったりする。

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最近、めっきりElectronic Artsのゲームを購入しなくなった。
2005年頃にリリースされたEA Downloaderがスパイウェアまるだしのアプリだった事に発端がある。各国のゲーマーは抗議をしたが、EA側の対応は高圧的なものであり、企業イメージは悪化した。それ以前にEA Downloaderの使い勝手は決して良いものではなかったし、謎のUpdateにウンザリさせられたものだ。良く知られるEAの悪行は、有名デベロッパーを買収し、破壊してしまう事だ。Dead SpaceのVisceral GamesやBURNOUTシリーズのCriterion Gamesの買収後の対応は有名だ。こんなことばっかりを繰り返していたものだから、2012年のWorst Company in America(アメリカ最悪の企業2012年版)にも選ばれてしまう。最近は無料でゲームを配っているようだが、悪事の数やユーザー対応の悪さで、あまり好転をしていない。しかし、それでも私はElectronic Artsを愛している。例え私が一番に大好きなMedal of Honorを凍結させたとしてもね。事態は急速に悪化している。私の役割は愛すべきEAを回復させ、Medal of Honorを復活させることだ。幸いなことに、近年のAIは目まぐるしいほどの進化を続けており、このペースならば完璧な経営を遂行するAIの完成は期待が出来よう。WheatleyがEA経営に役立つ事を切に願っている。

Rising Storm 2: Vietnam 初回プレイ感想

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Overwatchというゲームがあるんですね。WarcraftやDiablo、StarCraftを手掛けたBlizzard Entertainmentが送る初のFPSタイトルという事で発売前には大いに盛り上がりました。ゲームデザインも中々に工夫がされており、個性あるキャラクターを使用して戦うチーム要素の強いゲームです。どのサイトもOverwatchを褒めちぎっていますが、私は敢えて苦言を呈したい。まず、銃で撃たれても一撃では死なないというのは如何なものか。まぁ、これはゲームデザインという事で除外しても良いのだが、舞台がベトナム戦争ではないというのは致命的な欠陥だ。私が言いたいことはもう解りましたね。さっさとRising Stor・・・

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前作RO2から比較するとややカジュアル路線になった。ボルトアクションが猛威を振るう遠距離戦闘がめっきりと減って、接近戦や中距離戦闘が増えたからだ。しかし、歩兵シュミレーターとしての根幹は崩れておらず、やはり一撃で死ぬ。連射+一撃死=リスポーンゲーと化したRising Storm 2のバランスは、なんやかんやで纏まっている。アメリカ軍は武器が高性能だ。M16ライフルやM60は命中率が高く、支援要請もナパームで焼き尽くせる。一方のベトナム軍は、瞬間火力が高い武器が多く、トンネル掘ってリスポーンポイントを設営したり、罠を設置したりとゲリラ溢れる戦闘が可能だ。非対称の対戦ゲームというのは対戦バランスが難しいと思いが、Tripwire Interactiveはこんなのしか生産をしていないので十八番なのだ。

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クラス選択に人数制限が掛かっているのはシリーズ共通項なので戸惑う人はいないだろう。大きな変更点としては、武器アンロックが完全に廃止され、クラスさえ選択できればアンロックするべきものはない。強いて言えば、自ランクが上がるとアバターアイテムがアンロックされるくらいで、ゲーム上においてさして重要な要素となり得ないように工夫がされている。また対戦MAPはツボを押さえたものであり、ベトナムらしさ溢れる森林地帯に、アメ公戦闘ヘリが飛び交う様は、正に戦場。当初、この戦闘ヘリの凶悪さに開いた口塞がらなかったのだが、発売2日にして古参RO2プレイヤー集団がRPGで地上から撃墜している様子を見ると、心底から凄惨な状況だと感じた。64人が集まって、戦闘ヘリに怯え、群がって攻撃をし、時に味方からの誤射で死亡をする、何一つとして問題の見当たらないRO2の正統続編である。

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毎度、毎度、想うのだがROシリーズファンの一ヵ所にわらわらと集う光景は壮観ですらある。いいかい?同シリーズはCoDやBF、ましてやOverwatchのような知名度はないのだ。リアル系をとうに通り越した戦争シムに競技性は無く、この状況を理解していない司令官はスモークを持ったまま硬直をし、新米ヘリパイロットは離陸できずに地面にヘリを転がす。状況が良く分からない、何なのか、この戦争は何をもって進行をしているのか。この泥沼を体験するために、次々と満席になる64人サーバー。私が言うのもなんだが、マジで狂っていると思う。仮にこの状況が1年以上続くと考えると・・・マイナーゲーム界の救世主だぞ。

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今の段階ではMAP数が少なく、同じ戦場にブチ込まれることも多い。しかしMAPの出来栄えは凄まじく、特に市外戦はドキュメンタリー映画さながらの臨場感がある。一撃死の弾丸が頭上を"パシパシ"と通過し、移動しようにもごちゃごちゃしすぎて逆に興奮をする。たまにRising Stormの日本兵ボイスが入り込んでいるが、まぁ愛嬌ということで許そう。ただ一つ気になったのは、ゲームエンジンの影響で、やはり地面に落ちた武器が拾えないことがある。流石に修正をしてほしいのだが・・・

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決してヒーローを生み出すことのない稀有なFPS。
Rising Storm 2: Vietnamは、ピカ一の品質で負け戦を提供してくれるのだ。

Zup!4 ショートレビュー

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皆さん、4回目の有意義な100円の買い物をしましょう。
聞くところによれば、札幌 - すすきの南4条などの指定区域間(北海道指定区域)は全て100円でバスに乗れるそうです。これ以上に100円の有効活用は無いと思われます。何せ北海道は寒いですから、バスの利用価値は非常い高い事でしょう。まぁ、それはそれとしてZup!4は相変わらず98円で購入できるのですよ。

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信じられないシンプルさで魅了するZup!
青ブロックから青球に進化したZup!2
消えるブロックに青球2個のZup!3
そして、これまでの全ギミックを網羅した完全体Zup!4

たったこれだけの説明で読者の大半は、このゲームの何たるかが理解できたのではないか。要は全部ぶち込んだのである。

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もはや馬鹿げているとさえ言える実績数は555。前作が1708個だったので大幅なスケールダウンと言えるが、40分のプレイで500実績が解除されるのだから十分な狂気である。流石に中だるみは感じるのだが、謙虚な難易度に徹しており、パズル・アクション共に過去作を経験しているのなら秒速でクリア可能だ。

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画面全体を使うパズルが多いため、パズル解法が解っていたとしてもクリアに10~15秒程が必要になる。リトライの回数はそれほどでもなかったのだが、過去作に比べるとややストレスの溜まる一面もあった。ただし、BGMはとても良く出来ていて、これは本作が一番に優れている。困ったことにサントラは発売をしていないようだ。

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もう書くことが無い、完全にレビュアー殺しのゲームと言える。
そもそも劇的に進化をしていないZup!4は、シリーズの集大成的な位置づけであり、プレイする人も納得をしているはずだ。よって、このレビューにさしたる価値は無く、たった一言で結論を出せば良い。

Zup!4はいつものZup!でした。

Hitman GO Definitive Edition ショートレビュー

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Hitmanシリーズの正統続編ではないが、Agent47の名を借りただけの安っぽいコピーゲームでもない。Hitman GOは暗殺者ゲームに一石を投じるだけの気骨あるステルスゲームとして、シリーズ一の異端児としての立ち位置を確立しているようにも見える。元はスマートフォン向けに展開をされたアナログボードゲーム風パズルゲームだったがPCに移植された際、全MAPを収容した完全版Definitive Editionとなって発売をされた。スマホ版では追加で課金要素があったのだが、そういった部分での心配はDefinitive Editionにはないので安心してほしい。

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詰将棋に極めて近いプレイ感覚で、端的に言えばハゲを指定されたゴールに導けばクリアとなる。自分が動けば、相手も連動して動き、必ず1ターンで1行動をしなければならない。幾つかの例外はあるが、基本的には自身の移動先が第三者と重なった場合には失敗となる。アクション性やランダム性は一切に無い事から、相手の行動パターンを読んで、数手先を常に予想しながらハゲを移動させることが重要だ。またステージが進むと、往年の相棒ハードボーラー2丁拳銃や狙撃銃、過去作品で登場した"あのステージ"などが登場をし、ニヤリとさせるファンサービスがあるのが嬉しい限りだ。

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本家さながらにリプレイ性が高いデザインで、ただ単純にクリアするだけではなく、他2目標も達成する必要がある。例えば、ステージ内に設置されたブリーフケースを取得してクリアは簡単な部類だが、規定ターン内でのゴール到達、敵を殺害してはならない、等のクリア目標は作戦を練らないと難しいシーンが多い。クリア目標の達成数で次のセクションが解放されるので、ただクリアしているだけでは何れ先へ進めなくなってしまう。そこで何度も何度もリトライをすることになるのだが、ストレスの溜まらない高速リトライが可能なため不満は無かった。仮に解法が思い浮かばなくとも、答え合わせモードが実装されており、それを見ながら進めることも可能だ。そのため、パズルが苦手な方は、まずは自力で進めてみて詰まったら、気にせず解法を見よう。逆にパズルが得意な方々は解法モードなど見ないので・・・・

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途中まで解法を見ずに自力で全目標クリアを達成していたのだが、一部、非常に難易度が高いクリア目標が設定されており詰まってしまった。解法が酷く限定的かつ、敵と自身の周期を計算する必要性が強くなってくるため、自力での完全クリアは相当に難しい部類なのではないか。私は短気なパズルプレイヤーなので、途中から解法モードを何回か使用してしまったが、知力に自信のあるプレイヤーは是非ともサイレントアサシンを目指してほしい。また、後半戦は敵の種類やMAP上の仕掛けも増えてくるので複雑な詰将棋が最後まで楽しめる。クリアするコツとしては、敵との距離を常に"周期的に考える"事にある。移動先に面倒な敵が居て、どうしてもそのマスに移動したい場合は、強行突破ではなく"何かの手段で誘き出そう"。犬を連れた警官は、倒すことを優先するのではなく、逆に利用してやろう。

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アート・ビジュアルでは最高のゲームと言え、シンプルな操作性ながらも各パズルはバラエティ性に富んでおり、最後の最後まで悩む楽しさに明け暮れられる。本家とは異なったデザイン性の番外編であるものの、きちんとしたステルスゲームとして高評価が下せる。ややBGMが少ないのが気にはなったが、それでも全く新しいスタイルで暗殺を行うハゲは、今回も完璧な仕事ぶりだ。
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