Black Mesaからの脱出

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FPSにおける三大金字塔『Quake』、『Unreal』、『Half-Life』は、それぞれ特色のある作品であった。しかし、これら偉大な作品を今日時点で評価を下すのなら、『オッサンには厳しい』、『もう忘れちゃったよ』、『Gabe、早く何とかしろ』となる。
Quakeこそ始まりのFPSである。とんでもない立体感に、制限速度オーバーな移動スピード、撃って避けてブチ殺されて、の3拍子が1作品の中で活き活きと表現がされている。この作品は3D描写をFPSに持ち込んだため、狙って撃つと言う概念はQuakeの独壇場だった。
Unrealこそ無駄スペックをPCゲームに持ち込んだ張本人である。なんじゃ、これは?と叫んだPCゲーマーは数多く、その別次元のグラフィックスに驚かされた。更に作品が高く評価されるのとは別方向に進化したゲームの1つで、その高い完成度を誇るゲームエンジンは改良を続けて現在でも現役である。
Half-Lifeこそ最も優れたFPSである。ただし、開発会社がアレすぎて、続編が延期に継ぐ延期を繰り返している。Gabe,早く何とかしろ。

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FPS最高傑作と名高いHalf-Lifeは何とも冴えない通勤シーンから始まる。おいおい、FPSと言ったら、パンクにロックで、開幕1分で即戦争だろうが!!そんな文句は、暫く続く。何かがおかしい・・・NPC同士が日常会話を弾ませ、仕事をしている。この1カットは、地球の何処かでありそうだ。モンスターを銃で打倒したい欲求はあるものの、明らかに異なった作風に引き込まれていった。平和なシーンが終わりを告げると、大パニックが始まる。そこらへんで未知なるモンスターが同僚を襲い、研究施設はメチャクチャな惨状だ。早くロケットランチャーを、ガトリングを、ライトニングガンでモンスターを木っ端微塵にするんだ!!・・・バールしか与えられなかった。何てことだ、これはQuakeデザインじゃない。しかも主人公は兵士じゃない、物理学者だ。Oh,No、何もかもが絶望的じゃないか。そんな風にして、Half-Lifeは多くのプレイヤーを序盤から世界に引き込んだ。

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Half-Lifeは、物語を進めるのが巧みだ。モンスターと戦うシーンもあれば、簡単なパズルで行く手を遮り、ギリギリの弾丸はプレイヤーを不安にさせる。ようやく救助が来たと思ったら、軍人たちはプレイヤー目掛けて銃撃をしてくる。研究所から脱出を目指す旅は、突如として現れた第三勢力により、追われながらの脱出劇に変化する。この一連のバランス感覚が、非常に素晴しいゲームで、プレイヤーを飽きさせない創意工夫を次から次へ、出し惜しみをしない。また、研究所内をある程度、開放し、自由に行き来できるようなMAPデザインも素晴しい。ただ一直線にゴールラインを目指すのではなく、問題を解決しながゴールを目指すデザインである。初代をリメイクしたBlack Mesaは、古き傑作を、よくよく観察している。オリジナルに基本忠実ながらも、ところどころで改良を加えているのは感動をした。

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未完成作品で、まだXenが実装されていない。しかし、これに関しては、未実装のままでも気にしない。そもそも、オリジナルの最大の欠点は、異世界Xenでの進行にあった。難易度は急激に上がり、ダルイだけのシーンが続く。研究所でのサバイバルや思考する戦闘は無く、ただただ空しい異世界だ。Xenは不必要だった
私と同じような意見は10人集まれば過半数は硬い、100人集まれば決起集会、1000人集まれば暴動が発生する。Gabe、早く続編を出すんだ。何年、待てば物理学者の物語の続きはプレイ出来るんだ?Half-Life 2は本編では終わらず、Ep1、Ep2とリリースされたが、肝心のEp3は配信されていない。長期間の空白は、L4D,TF2,Portal,Dotaといった名作を産んだものの、私の心は何処か置いてけぼりだ。

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BlackMesaこそ価値あるFPSである。
例えオリジナルを知らなくても、知っていたとしても、これだけ素晴しい作品は多くない。BlackMesaの攻略記事の編集は、とても楽しく、プレイしても記事を作成しても、私は幸せな気分であった。


Half-Lifeは偉大なタイトルであり続けた。それは思い出の中で綺麗に修正されたものではなく、手元に感触として確かに残ったのである。
Gabe・・・早く何とかしろ。私のようにシリーズを待ち続けているファンは生きているのだ。あと10年でも20年でも待ってやれるタイトルなんて、そうはないだろう?



Black Mesa その11

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物理学者


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死闘

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半減期とは何だったのか?

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世界を救え

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奮闘

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そして異世界Xenへ

・・・

というゲームなんですよ。リメイクされたとは言え、最高のタイトルでした。
感想が長くなりそうなので、別記事にて対応をいたします。

あとがき:BlackMesaからの脱出

Black Mesa その10

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戦う物理学者ゴードン・フリーマン。戦闘ヘリを撃墜し、戦車ですら単独で爆破工作、精鋭・海兵隊を相手に孤独奮闘中。残りの弾薬は少ないが、最終戦は近い。ここからは、HLを初見の人ほど、驚かされるアイデアが満載だと思う。研究施設内をくまなく移動して目的を達成していくのだが、この一連の作業がダルくもあり、HLらしさでもあり。

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敵の猛攻が続く。ここから先は、戦闘シーンと探索シーンの差が激しくなるので、緩急がある。この内部は、何だかわからないけど研究施設っぽさが最高に盛り上げてくれる。明らかに危なそうなエリアでも躊躇せずに突っ込む物理学者はステキです。ここで迷子になるプレイヤーは多いと思うが、出来るだけ探索を細かく行うことをおススメする。弾丸探しをしないと、マジでヤバイ。

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こういうSSは大好きです。水中をしっかりと描けているFPSは良作が多い。

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Portal製作チームは、こういうシーンからヒントを得たのだと思う。
HLから派生した作品は多く、特にCSは対人FPS界のスタンダードとなった。いずれ、HL系列の作品を一挙に纏めた記事が掲載できたらなぁ、と思うこともあるが、ダルイので誰か他の人が書いてください。そうしたら、私が優しいツッコミをいれますので。
他力本願全開、物理学者魂最高潮、半減期物語は終盤戦です。


World Guide to Beer クラフトセレクト メルツェン

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第80回 【最近の出来事②】

つい最近、付き合いで、高級フレンチ・レストランに行った。『付き合いで』というのが重要なポイントで、、仕事上の付き合いは何時でも気が抜けないものである。前菜からデザート までのキチンとしたコース料理で、お値段は相応だった。魚料理に肉料理と出され、食べていくうちに、物凄くコニャックが欲しくなった。テーブルに座っている方々は皆、赤ワインを飲んでいるので、私だけ例外的にコニャックを頼むわけにもいかない。チクショウ、私はワインなんて、そんなに好きじゃないんだ。ステーキに赤ワインだなんて、そんなに合うモンじゃないだろ!!と思ってはいるが、コニャックに白身魚のバターソースも合わない気がする。そんな適当なことを考えているうちに、お隣の紳士から質問を承りました。

「ばりーさんはワインがお詳しいと聞きましたが、どれが一番美味しいか教えてくれませんか?」

知らねぇよ。ちっとも詳しくねぇよ。誰だよ、そんなホラを流している馬鹿野朗は!!チリ産の安いテーブルワインしか知らないので私は、はっきりとワインに関しては無知である事を白状をした。というか、ワインが詳しいだなんて、一切自慢したことがないし。

「ああ、なんと申し上げたらよいか・・・私はワインについて全くの素人でして。フランス産のワインより、チリ産の安いテーブルワインが美味しく感じられてしまうような舌なのです。」

「私もチリ産のワインはとても好きですよ。ちなみにどの銘柄がお好きですか?」

「コノスルの白が、私の舌に合っております。」(コノスルは低価格で有名なワイン会社)

何故か賞賛された。右に居た中年もいつの間にか会話に入ってきて、やれコノスルは過小評価されているだの、ヴァラエタルは呑みましたかだの、全部全部知らねぇよ。とは言え、このテーブルに座られた方々は、知識をひけらかすような野暮なワイン通ではなかった。まぁ、フレンチの場で、チリ産のワインについて熱く語るのも何だか可笑しいことだとは思うが、食事は楽しめれば全てOKだ。

ちなみに私はワインはほとんど呑まないので、質問をされても答えられません。知らないよ。
ということで得意なビールへ話題を移し、今回はクラフトセレクト メルツェンで御座います。

飲んでみよう。
Marzとは3月を意味するドイツ語で、基本的には味の強いビールを指す。しかし、今回のメルツェンは名ばかりの失敗作だろう。色は悪くは無いが、香りが薄く、やや存在感が乏しい。味は水っぽさの上に、頑張って這い上がろうとしている麦味が、あるかないかのレベル。ハッキリと言うと、平凡。全く面白みが無いビールであり、当ブログでは褒めることはできない。我々はもっと良いメルツェンを知っているのだから見栄を張る必要は無い。

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知ったかぶることは危険である。特にワインは。

次回『最近の出来事③』

World Guide to Beer クラフトセレクト スペシャルビター

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第79回 【最近の出来事①】

近所の人から、自宅用の監視カメラが壊れたから観て欲しいと依頼があった。勿論、即断る。ああ?私が監視カメラ修理屋さんに見えるのかな?仮に見えたとして、なぜ無料でやらなきゃあならないんだ。内心、烈火の如くムカついていたが、ご近所付き合いというのも社会には必要なのである。ちなみに、私に依頼した理由は、『一眼レフカメラを趣味にしているから』との事。監視カメラと一眼レフカメラの共通点は全く無いと思うが、ひとまず現場に行ってみることにした。監視カメラは玄関に取り付けられており、ハウジングケース入りのキチンとした監視カメラだった。監視カメラの映像は、内臓のSDカードで録画するタイプで、外部機器は特に接続されていない。よくよく見ると、本体の電源ランプが点灯をしていない。つまり電源ユニットに異常があるか、或いは電源ケーブルが抜けたか。前者なら私の出番は無い、修理屋に電話してくれ。後者なら・・・
「ああー、これはヤバイ故障ですよ、素人の私でも解るくらいにヤバイ故障ですよ、ああヤバイなー」と適当なことを言って、依頼主を不安にさせた後、電源ケーブルを本体に差し込めばOK。こんな大仕事は私にしか出来ないので、一言、ほんの一言、報酬を要求をしたわけだ。純粋な依頼主は大喜びをして快く報酬をくれたのである。知らぬが仏か。
ガムテープ×3個、ビニールテープ2巻き、柿の種パック、高級そうなテッシュ3箱。
・・・いや、嬉しいんですが、なんというか・・・なんなんでしょうね、この報酬は。

サントリーが2015年に発売をしていたクラフトセレクト・シリーズのビールである。何で今頃になって紹介をしているのかというと、単に忘れていただけです。案外、電源ケーブル抜けを見落とすような、本当に初歩的なミスで今日まで放置されておりました。今回は、シリーズの中でも最も苦いと評判のスペシャルビターである。

飲んでみよう
その前に一言。日本のビール・パッケージは大凡、ダサい、ウザイ、面白みが無いの3ポイントなのだが、クラフトセレクトに関しては悪い印象は無い。シンプルに纏まっていて、印象からしてとても良い。
香りは正直、そんなに個性的ではない。しかし、味はかなり苦々しく、ホップを思いっきり効かせているタイプ。私の友人は、あまりに苦くてリタイアしていた。ただし海外ビールを良く飲む方だと、拍子抜けするかもしれない。苦さがストレートなので、好みが分かれると思うが、私は気に入った。純粋なホップを求めるのなら、十分に選択肢に入る。

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監視カメラでは、このような綺麗な写真は残せないだろう

次回『最近の出来事②』
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ばりー

Author:ばりー
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