Xcomシリーズ総括 -2つの防衛戦争-

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ブログには『中の人(書手)』と『外の人(読み手)』の2種類の立場が存在をする。
私が長時間に渡り考えぬいたネタや一生懸命に書いたコラムやレビューが評価されるかどうかは私側からは解らない。
自分でもある程度は理解をしているが、誰もがMetoro2033のようなゲームレビューは求めていないだろうし、恐らくはプレイ人口の多いCoD:Ghost関連の記事を書いたほうが需要はあるだろう。
しかし、読手の皆さんはそんな愚痴は何1つとして気にしなくても良い。
これは私が発表する場なのだから、その舞台裏なんて知ったトコロで有益な情報など得られるはずもない。
それを承知のうえで言わせてもらうが、Xcomシリーズの攻略は相当に苦労させられた。

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様々なタイトルをプレイしてきたが、序盤で殺意しか感じられない空気は久しぶりで、セーブ&ロード禁止の真っ向勝負なプレイスタイルをすると、3回は心が折れる。心が消し飛ぶ、心臓が爆発する、或いは頭を10回は抱える。
序盤の資金資源の無さは容赦なくプレイヤーを襲い、激化する戦線は手に負えない。
ちょっとプレイに慣れてきたと思ったら、今度はセクトポッドという超弩級のクソ野郎が画面を闊歩し、怯える新兵は仲間に向かって誤射をする始末。
普通じゃない、そんなにプレイヤーを追い詰めたらゲーマー連中は叩くんじゃないか?ってくらいに容赦しない難易度だ。
ジャンルは違えど同時期に人気を博した高難易度ゲーム『DARK SOULS』はプレイヤーが死亡をしても、次のプレイで取り返すことが可能だ。
ミスを取り返せる?ハッ、Xcomプレイヤーが聞いたら鼻で笑われてしまう。
このゲームはミスに対する救済は1つも無い。ミスしたら厳しくなるだけ。それだけリスタートする可能性が高まるだけだ。
まるで凍りつくような絶望的選択を乗り越えるうちに、得体の知れないワクワクを理解し、そして全体バランスや進行スピードの見事さ、デザインセンスの完璧さを徐々に認めていくことになる。
本当に素晴らしい難易度だ、感動を覚えるような実感を得られるシステムだ、セクトポッドは許さねェとかも心に刻まれる。

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Enemy Withinは再び私を苦しめた。
中盤までの難易度曲線がy=x^2並の超高難易度で、資源もなければ資金も0、本当に何も出来ないのに各国が我儘を言ってくる。
重要なのは、私が前作をクリアした知識を持っているのにも関わらず苦労したという事実である。
前作ではノーマル1周目は苦労したものの、2周目は知識がタップリとあるため楽にクリアすることが出来た。
ココは引こう、来月までにレーザーライフルは必要だ、やっぱりセクトポッドはクソ野郎だ。これだけの知識があったのならEnemy Withinも十分に楽ができると思ったのだ。それはFiraxis Gamesにとって楽な予想だったのかもしれない。
強敵クリサリドが無限に湧くミッションを引き受けた時の私は顔が真っ青だった。
何を考えているんだよ、なぜどうして序盤にコレをさせるんだよ?…皆そう感じたに違いない。
絶望的な序盤が永遠と続き、一向に好転をしない戦況に不安を抱く。
しかし、ロボット関連が異様にプレイヤー有利となったため、後半戦はカンタンになってしまう。
前作もそうだったが、このシリーズは後半戦があまりにもサクサクすぎる。
とは言え、今思えば後半もマゾさ全開だったら投げていたかもしれない。
実に絶妙なタイミングでの短い甘やかしである。

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Xcomは貴重な体験であった。
私はゲーム全般が下手で、いつもレビュー用のSSを用意するのに苦労しているほどの腕前だ。
マゾゲーをプレイしているのは、私が雑食ゲーマーだからに他ならない。
あれもこれもとプレイしていくと運悪く、このようなタイトルにあたってしまう。
ただそれだけの事なのに、どうしてこんなにも私の心を満たしてくれるのだろうか。
一般市民を見捨てながらも勇敢にバーサーカーに立ち向かった隊員達との思い出、頑張って育て上げた大佐の死亡、ミスがミスを呼び、鳴り響く警戒アラートは画面を真っ赤に染め上げる。
この戦況だと人類はあと1ヶ月の抵抗しか出来ないだろう。

Hello,New commander.
貴方に与えられた仕事は1つだけだ。

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