雑記

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Wheatley「何だお前は!!人間なんてお呼びじゃないぞ!!」

紅莉栖「あら、私は貴方よりも人気があると思うけど」

という事で、暫くはSTEINS;GATEの登場人物である牧瀬紅莉栖が雑記を手伝ってくれるようです。紅莉栖は原作では理系人間として優秀な頭脳を有したキャラクターでした。理学と言うのは分野にもよりますが、難しい法則だとか計算が一杯ですし、何より数学が出来ないとお話になりません。私は小学生の時から数学が大嫌いで、授業中の1秒が10万時間以上に感じられましたし、授業終了チャイムの音が何度私を救ったことだろうか。数字をまっとうに扱う退屈さは、まるで世界最悪の疫病のように私を襲い、さらに苦痛だったのが黒板の前で計算を行うことだった。ある時、3桁の割算を黒板で行うことになり、私は色で説明をした。計算を色で行う・・・というか数字を色に置換しないと早く計算できなかった私は、自身の考えを皆に説明したが、全く理解してもらえなかった。後で教師に呼び出しを喰らってしまい、以降は自分の計算方法に関しては黙っていることにした。まっとうな人間を演じることで、トラブルを回避するテクニックを小学生で覚えたのだ。
そして私は数学の持つ退屈さが嫌いになり、説明をするのも面倒なので『私は数学嫌いです』を押し通すことになる。



大学時代、微分積分方程式と確率論・統計学で私の名を知らなかった者はいないだろう。何故なら、私の書くレポートが完璧だったので、皆が皆、私のレポートを写したがった。理系の人間を苦しめる教科は多いが、中でも強烈な時間制限があるレポート提出系はマジで殺人的な忙しさを伴う。実験、理論、実験、演習、提出、理論、理論、提出、事件、演習、提出。これが1週間で行われる恐怖のサイクルであり、実験は完璧さが求められ、理論は吐くほど難解、演習?思い出したくも無いね。そんな中、数学レポートに割く時間なんてコンマ1秒も無いから、たいていのケースで数学しか出来ない奴が、それを一挙に執り行う。つまり私のような人間は大変に重宝されるのだ。人の性格にもよるのだが、レポートをタダで写すような狡賢い者はいなかった。学生内の間だけで通じる厳格なルールが静かに施行されていて、言わば『等価交換』があったのである。この等価交換は学生によって異なり、ある者は実験レポートの代わりに理論レポートだとか、ある者はジュース、変わった友人だと漫画、レポート用紙、インク、キャベツ、酒…。勿論、私の数学レポートを写すにも等価交換があったのだ。



ルール①:昼飯の代金の半額を出すこと。学食で支払う代金なんて、500円以下だったから実質的には200円も昼飯代を支払えば私のレポートは写せる権利があったことになる。代表の1人が私に半額奢って、あとはソレを何人もの学生が必死にコピーした。と言うことで、相当にお安い金額で、数学が苦手な学生は単位が確保できたのである。
ルール②:レポートを写す際には、余程の事柄がない限り、私を同席させること
これが強烈なルールであり、私を私たらしめる行為だったと言える。何故、こんなことを求めたのか?ココから先は私のような性格の悪い人間でないと理解できない世界なので、純粋な優しさを持つ学生さんは読まないで欲しい。私の書くレポートはワザと難しくしてあって、例外的な解決方法、つまるところ超自己流の計算で解いていたのだ。私はまっとうなやり方で計算をするのが大嫌いで、可笑しくも楽しくて、それでいて写す人を困らせるようなレポートを作成していた。勿論、解答は完璧だったから、文句は言われなかった。そんなクソみたいなレポートを友人たちが必死に写す様を眺めるのは、ヤバイ快感が得られたのだ。マッターホルンの頂上でアルミニウムと酸化物を燃やす以上に、血液の温度が上がるのである。



青年諸君に1つ教えよう。
今、君たちが必死になって勉強をしている数学だとか化学、物理、生物もろもろは社会に出たら何の役にも立たない。コンビニでアイスを買うのに原子表を覚える必要性は全く無いし、会計計算を行列式で解く人がいたら、まぁ、普通じゃないね。
だから生きていく上ではいらない。
しかし、残念ながら、そういった意味不明な定理や複雑な方程式を知っていることで人生は大きく変わる。
更に重要なのはだ、理学を知っていることで惑わされなくなると言うことだ。
定理に基づいて考えるように、徹底されるから、変な事柄が身を汚さないのである。
それは退屈な大人にならないために、とても重要なことなんだ。

と、偉そうな事を書いているが、レポートは自分でやったほうが賢い。絶対に。

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