Best of Guide

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ゲームプレイを助けてくれる道案内人。ある者はプレイヤーに次なる目的地を懇切丁寧に伝え、またある者はアイテムの正しい使用方法を教えてくれるだろう。有能な案内人は、敵キャラクターの弱点を調べ上げてくれるかもしれない。優れた道案内人は、いつの世も必要なのだ。

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チシャ猫(American McGee's Alice、Alice: Madness Returns)
ワンダーランドの道案内人は、皮肉屋である。この不気味な猫がアリスの味方である事は間違いないのだが、全てを見透かしたかのような特別な位置にいるようにも思えて仕方が無い。暴力の渦巻く世界の住人の中でも、かなり落ち着いている方で、シリーズを通じてアリスの側に付き添った。そのため、アリスとの会話シーンは多く(大半は一方的な会話になる)、そのやり取りは一つの見所にもなっている。恐らく原作の面影が最も無いキャラであり、痩せた体に耳ピアスと外見上もかなり異なっているのが特徴である。とは言え、何処にでも現れ、気まぐれにアドバイスして勝手に消えていく様は、理不尽な世界代表だけはある。

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Claptrap(Borderlandsシリーズ)
名前がキャラクターの性質を表している良例であるClaptrap。本人は、セキュリティ・ロック解除の天才だと自慢をするが、ドアの開錠が上手くいった試がない。それどころか序盤からプレイヤーに迷惑やトラブルをかけまくる疫病神的なガイドですらある。Borderlands2では、もう一人の案内人であるAngelが優秀なために余計に役に立たないイメージが付いてしまった。最初の目的地であるSanctuaryまでプレイヤーを導いた後は、ミッションの依頼サイドへと転身する。基本的にガイドとしては五月蝿くウザイだけで役に立たない、依頼者としては変な依頼ばかり。ちなみに同作品の後半の1シーンでは、最後のドア開錠のために奮闘している…のか?しかし、そのキャラクター性から高い人気を誇り、The Pre-Sequelではプレアブル・キャラクターまで昇進をした。

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Diana(Hitmanシリーズ)
伝説的な暗殺者のサポートを行うのは、組織の中でも随一のオペレーター、Diana Burnwoodである。彼女が優秀なのは、ミッション開始前にエージェント47に的確に暗殺ターゲットの情報を与え、かつ有益な情報を全て提供してくれる事にある。ミッション中にも47に最新の情報提供を行うなど、全面に渡りサポートをしてくれる数少ない味方である。一作目から登場はしているが、その素性が不明なこともあり、実質的な登場シーンは殆ど無いに等しい。一方で彼女が活躍したBlood MoneyでのEDでは、中々にステキな立ち回りをしていた。Absolutionでは組織を裏切ったため、逆に47に暗殺ターゲットとして狙われることとなるが…。上品で、知的なガイドを選ぶのなら彼女以外に候補はいないだろう。

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Wheatley(Portal2)
ある意味、ゲーム史に残る伝説的な案内人、もとい人格AIであるガイド。彼の特徴は、止まらぬマシンガントークと無駄に人間臭いリアクションの2つに尽きる。序盤からプレイヤーの意向に関わらず喋りまくり、時折マヌケな失敗を披露してくれる。その仕草や台詞がカワイイ事もあり、なんと2012年Video Game AwardのCharacter of the Yearにノミネートされてしまう程の愛されっぷりである。実は、とある目的のために特別に生産されたAIであり、それがストーリーに深く関わっている。中盤以降、プレイヤーに対する立場が大きく変わり、そこから壮大なマヌケっぷりを披露したのも印象深い。どういうわけか英国訛りの英語だったり、恥ずかしがり屋だったりと目立つシーンも多かった。さて、彼のガイドとしての評価は、相当に低い。あまり有益な情報を教えてくれないし、むしろプレイヤーがWheatleyを助けたりと、無能にも程がある。だが、プレイヤーを最後まで楽しく導いてくれるガイドとしては彼が最優秀。私が選ぶ最高のガイドは、最高に役に立たないのである。

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