World Guide to Beer ストーク・ダーク

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第74回 【とある店員のミステイク】

ニュージーランドのビール銘柄であるストークであるが、日本のビール愛好家からすれば(大変に申し上げにくいが)知名度は激低である。私の行っているビール専門店では、ドイツ、イギリス、アメリカの銘柄は手厚いのだが、それ以外の国は品揃えが悪い。考えても見れば、商売をする以上、店はある程度の『ビール有名国』を全面に押し出して商売をしないと宣伝にならない。仮に明日から店入り口の看板に『本日 カーボヴェルデ共和国のビールをセール中!!』と掲げられていたのなら…大抵のお客さんは首を傾げる。そもそも、カーボヴェルデ共和国が何処にあるのかも良く分らないし、何をしている国なのかピンと来ないのではないだろうか。それに比べればビール先進国(ドイツ、イギリス、アメリカ、ベルギー、チェコ)は何かしらのイメージを掴む事が出来ます。不正自動車、故障自動小銃、麻薬、言語戦争、難民問題。ビールマイナー国ニュージーランドのビールについて詳しくないのは、私だけではありますまい。店員側だって、先の大国は色々と知っていても、ニュージーランドまで押さえている人は少ない。てっきりストーク・シリーズはゴールドとアンバーだと思い込んでいた私にも非があるが、店員が何故かダークまで調達してきたため、断るに断れず購入してしまったのが今回の銘柄となる。まぁ、毎回に黒ビール関連を購入している客がいたら、ダークまで揃えるのは自然なことか…って、今思えば、店員側のミステイクじゃなくて戦略だったのかも。

恐らくストーク・シリーズ最後になるダーク。ともかく呑んで評価するしかない。

ストーク・シリーズ全般に言えることだが、ただひたすらにナチュラルなビールである。スタイルはスタウトと言うことで比較対象となるのは、スタウト王者のギネス。ところが、ストークスの方は、自己主張をしないタイプの優しいスタウトなので比較する事が間違っているような気がしてならない。スタウト系はモノにもよるが、味はキツく苦さMAXが多い中、ふんわりと漂うダークは何とも不思議な存在だ。最初は好きなビールではなかったが、呑み終える頃には気に入った銘柄である。ということで、私の手元に1本のストックが常にある、ちょっとしたお気に入りとなった。

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スタウト呑み飽きた方なら所有必須。

…注文しているビールが輸送の問題から遅れており、次回掲載は未定となります。



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