Blood and Bacon ショートレビュー

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赦すのだ、この世に存在をする全てのクソゲーを赦そうじゃないか。クソゲーを入手したからといって嘆くなかれ、怒るなかれ、悲しむなかれ。今、全てのPCゲーマーに必要とされる能力は、『うぉ、これはクソゲーじゃないか!!やったぜ、これはネタになるじゃないかぁ!!』と見事に開き直ることが出来る心構えにある。確かに苦しみは常にあると考えた方が良い。特にFPS業界の闇は深く、Rogue WarriorLegendarySoldier of Fortune: PaybackDuke Nukem ForeverDouble ClutchTurning Point: Fall of Libertyと神々しいメンツが並ぶ。しかし、見方を変えるのだ!!面白いゲームばかりをしている人間が、果たして本当に楽しさを語ることが出来るのだろうか?いや、出来ないはずだ。ダメなゲームをプレイせずして何を熱心に語れというのか!!さぁ、もう理解してくれたね?クソゲーを赦すんだ。

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ゲーム名からして『ちょっとアレ』感が漂う本作は、8割バカゲー、2割クソゲー要素が入り混じった、要はクソゲーである。まず依頼者である農場主の状態が尋常ではない。どうして、こんな状態になっているのかも分らない。しかし、ゲームは何事も無く平然とプレイヤーに銃を握らせ、農場内にいる動物(又は骨)を射殺する行為へと投げ出す。リボルバーなのに自動でエンプティーケースが排出され、無駄に暴れるAKは笑いを誘い、なんちゃってリロードを手際よく行う様は1990年初頭。むしろグラフィックスもその当時レベルであり、何もかもに気合が入っていない。中々やるじゃねぇか。

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基本的には撃ちまくりである。敵が壁を貫通突撃してこようが、ゲロやクソを撒き散らそうが、此方は射撃するしかない。不自然に飛び散る肉片!!意味不明な農場ワールド!!ボスも使い回しだぜ!!最後の敵が見当たらなくなりクリアが出来なくなるバグ搭載!!最高じゃないか、これこそFPS業界の闇。バカゲーとクソゲーの見事な調和を感じる。この空気感は何とも評価が出来ない部分があり、FPS最初期の何でもありだったカオスな期間を思い出してしまった。そうなんだよ、1990年終わりの頃のFPSは、こんなのが割りと多かった。今でこそFPSといえば大人気ジャンルだが、その昔はRedneck RampageだとかShadow Warriorみたいな得体の知れないヤバゲーが多かった・・・今はもうない。むしろそれが正解。

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このゲームをプレイするのは初めてだが、遥か昔にどこかでプレイをした気もする。そんな気にさせてくれたBlood and Baconを、私は高く評価をしたい・・・気もするが本質的にはバカクソゲーなので評価をしたところで誰も得をしない情報である。なお念のために言っておくが、FPSゲームとしては遊べる類であり、そこまで酷い出来だとは思わない。私は思わないが、平均的なゲーマーの皆様がプレイをしたら『どうなるのか』までは責任が持てない。しかしだ、たまにはCoDやBFじゃない、マニア向けFPSに目を向けてみるもの良いだろう。
どうせ100円以下で買えるし、被害も少なくて済む。無論、心の被害はそれなりかもしれないが。

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