Hitman (First season:Prologue - ep6) ショートレビュー

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結論から申し上げると、Blood Money以下Contracts以上の評価が出せる仕上がりを見せている。高い平均点を出し続けているシリーズの名に恥じぬ作品であり、プレイに十分な満足感がある。前作Absolutionは、ゲーム品質としては問題は無かったものの、わざわざHitmanで行うべきデザインでなかった。家庭用向けにデザインされたMAPは狭く、暗殺方法も制限が掛かっていたのも疑問である。そういった前作の不満は殆ど削ぎ落されており、再びハゲが広い敷地内を動き回るハゲーに回帰している。物語は47がダイアナ・バーンウッドの仕事を初めて請け負った所から始まる。ただのハゲがいかにして一流のハゲになったか、彼の経緯が描かれていくこととなる。

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まるで一昔前の洋ゲーと言わんばかりの試行錯誤を体験することになるだろう。今回の依頼はどれも難易度が高い。まず暗殺対象のターゲットが複数いる上に、必ず1人以上の護衛人が付いているからだ。正面から拳銃を撃てば、3秒後にはハチの巣にされる程の激弱ハゲなので強行突破は事実上不可能となった。更に変装を看破するNPCは数こそ多くはないのだが、配置が非常に嫌らしく、一直線にターゲットに接近できないように工夫がされている。極めつけはセキリティチェックだ、ここで拳銃やらナイフなどの物騒なものを所有していた場合も3秒後に死ぬ。さて、どうしようか。

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現地で入手ができるドライバーやコイン、瓶やレンチ・・・必ず使い道が用意されている。よくよく見渡すと防犯ブザーや消火器、いかにも落とせそうな重量物、おおっと、あれは漏電コンセントに出来るんじゃないだろうか?様々な小イベントが詰め込まれており、一見すると不可能に思える暗殺もリトライを繰り返していくうちに光明が見え始めてくる。Prologueは練習ステージなので除外するが、ep1から既にMAPの広さ、NPCの多さ、イベントの多さ、ユニークに圧倒させられる。そのため難しくとも時間をかけて攻略していく楽しさは清く正しく纏まっている。また、ダイアナさんが優秀なので、暗殺に関して教えてくれるのもGoodだ。

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シングルプレイにも関わらず常時サーバーにアクセスするため、心情的には好きになれない。この仕様は賛否ありで、期間ミッションの導入や他サービスの提供に関わる部分のため、コンテンツ不足を補完する意味では正しいといえる。しかしオフラインでプレイをしてクリアをした場合、報酬が一切に貰えないというのは流石に哀しい。またFirst seasonは全6MAPで、そこそこ慣れてくると上手になってくるため直ぐにプレイする意義に困ってしまう。報酬も少し渋っている感があり、1プレイが長いのだからクリア時に大きなアバンテージ・アイテムが欲しいものだ。

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個人的にEpisode 4 - Bangkokが特に難しく感じられた。NPCの異様な多さに加え、変装看破NPC、監視カメラの数も相応に多く、そしてターゲットの1人が非常に厄介な行動ルーチンを見せるために攻略に時間が掛かった。難易度を意図的に変更できないデザインのため、シリーズ初心者向けとは言えない仕上がりである。尤も同シリーズは難しいのが常なので減点評価には成り得ない要素なのだが、プレイヤーによっては好みが出そうではある。先にも述べたがダイアナさんのアドバイスは役立つ事が多いので、しっかりと聞いておこう。

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"Blood Money以下"と称したのは、現時点での評価である。次のシーズンで配信されるエピソード次第によっては、肩を並べる可能性が十分にある。アクションは滑らかで誤魔化しがない。アイテムの使い方を考えるのも楽しく、何よりもシリーズ屈指の暗殺者らしさが詰まっているからである。少なくとも往年のファンであれば、Blood Moneyを初めて体感した時のプレイを思い出すのではないだろうか。私は大満足をしているので、次の依頼も彼に頼みたいと思っているのだ。



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