World Guide to Beer 鬼の居ぬ間にIPA

resize54658.jpg

第93回『鬼が居てもIPA』

今は昔、京の近くに酒呑童子なる妖怪が居座っておりました。
日の本の国で最大級の勢力を誇った鬼の総大将であります。その力たるや類を見ないがために、討伐は大変に困難でした。事態を重く見られた藤原道長は、国内の名だたる武人6名を集わせると、酒呑童子の討伐を命ぜられたのです。その筆頭は渡辺綱、剛勇で知られた武人であります。一行は、鬼退治のために旅をする途中で、様々な人物から酒呑童子の噂を耳にしていきます。どうやら酒呑童子は唯の悪鬼妖怪として考えるには甘く、妖怪の四天王、近づいて刀一振りで退治できるモノノ怪ではなさそうだ。そうして渡辺綱たちは旅の途中で不思議な旅人と出会います。その旅人は酒呑童子の詳細を教えると去っていきました。渡辺綱は旅人の忠告をよく聞くと、山伏(修行者)の格好をして童子の城内に入り込みました。童子を前に構えると、渡辺綱たちは酒を進呈し鬼の注意を散らし言います。「これは都で評判の酒です。これで一晩の宿泊をさせてください。」童子はその願いを了承すると、毒入りの酒とは知らずに飲んでしまいました。暫くは無事でしたが、何しろ強力な毒でしたので、もうどうすることも出来ません。渡辺綱は童子が痺れて動けなくなったのを確かめると、童子の首を切り落としました。鬼最大の実力者が亡き者になったことで、渡辺綱は他国の鬼から命を狙われることとなりました。その刺客の中に酒呑童子の部下、茨木童子なる鬼がおり、渡辺綱を襲撃します。しかし、剣豪・渡辺綱に腕を切り落とされると、鬼達はより一層、恐れるようになりました。茨木童子は切り落とされた腕を取り戻すも、もはや復讐する気力は無く、以降も『渡辺』なる者には近寄らず。節分の日に渡辺姓は豆を撒かずとも鬼達に恐れられるようになったと聞いております。

最強の妖怪候補の1体、酒呑童子は萃香さんの元ネタのようです。
残念ながら私は渡辺さんではないので、萃香さんから恐れられてはおりませんが、今回は数々の品評会で名を聞く醸造所、伊勢角屋麦酒です。前々から気にはなっていた銘柄で、ようやく飲むことが出来ます。鬼の居ぬ間にIPA・・・鬼がいるけど飲む事にしましょう。

飲んでみよう。
色を見てほしい、何て美しいのだろうか。IPAらしさもあるが、まるで紅葉の中に迷い込んだかのような無邪気さが溢れている。IPAは強力なマグナム弾のようなジャンルだが、意外な事に本銘柄は強烈な苦味をウリにしていない。やや拍子抜けしたものの、独特のフルーツ味と段々と効いてくる苦味で体が傾いてくる。恐らく、一口飲んで直ぐに『美味しい』とは言えない類のビールで、何口か含んでようやく正体を現すタイプと言える。私も数々のIPAを飲んできたが、これは徹底的にバランスを重視したタイプで、非常に飲みやすいながらもユニークでフルーツなコクが強く出ている。私好みの味わいであり、名前負けしない素晴らしいビールである。

resize54659.jpg
節分でも、そうでなくても素晴らしい銘柄だ。本当に美味しい。

次回『モア・モアネット』

World Guide to Beer 軽井沢ビール・ヴァイス

resize43399.jpg

第92回『軽井沢で何してる?』

前回から3か月も間が空いてしまったので、書く内容を忘れちゃったよ
実は3か月間において飲酒は殆どしていない状況で、ビールコーナーの存続も怪しくなってきた。そのような状況にも関わらずビール保管庫には大量の銘柄が保管されており、さながら行き場を失った核弾頭のように鎮座している。飲酒をしなくなった最大の理由は、卓球の練習を本格化しているからである。よくスポーツの後に爽快なビールを飲むのは、社会人として最大の美徳のように宣伝されている。しかし、それは美徳ではなく悪習に近い。卓球を例にすれば、行動が反復横跳びであり、常時左右に"跳ねている"競技と言って差し支えない。右に移動をするのではない、右に跳ねて移動をするのである。1点取るにしても、左右、前後に跳ねるので、とても心臓に負担がかかる。ようやく試合が終わったころには、体中に乳酸が溜まり過ぎて、ビールで爽やかになろうとは到底に思えない。呑む気にすらならない。一度、無理をして競技後に飲酒をしたが、アルコールの周りが異様に早く死ぬかと思った。となると、卓球をしない平日に飲酒するしかないのだが、これはこれで別の問題が発生している。私はビールに関しては重い銘柄を好むので、帰宅してから"そういうモノ"を手早く飲もうとは思わない。やっぱり休日にゆっくりと、ね。そうやって日が過ぎていくと、今度は懇意にしているビール専門店やら販売人から商品の購入催促が飛んでくる。「ばりーさん、凄い銘柄が手に入りましたよ!!」うるせぇな、大したことない銘柄を誇大広告しているだけなら追い払う・・・追い払えない銘柄の場合もあるわけで。という事で、私の保管庫は今や手付かずのコレクション品で埋め尽くされ、消費が追い付いていないのである。そろそろ消費していかないとマズいっす。

一体、何の話をしているのだろうか?
ともあれ久しぶりのビールコラムは、日本の軽井沢ブルワリーの中から白ビールを紹介したい。軽井沢ビールは幾つか種類があるのだが、保管庫にはヴァイスしかなかった。何れ全種類を手にしたいですね。

飲んでみよう。
白ビールなので白濁である。香りは薄いような気もするが、ヴァイス自体を好んで呑むわけでは無いのでよく解らない。白とは真逆の黒を愛する者としては、イマイチな印象。しかし、味は悪くない。フルーティーな味わいながらも、きちんとした酸味があり、大変に飲みやすい。炭酸と味のバランスが良く、食中酒としては高い価値がありそうだ。実際、魚料理に合わせるのも良く、いかにも日本的で爽やかなビールだ。存在としては春~夏場に飲みたい銘柄だった。

resize43400.jpg
2017年はあと一ビール記事作成できれば良いのだが・・・

次回『鬼が居てもIPA』

World Guide to Beer 三陸広田湾牡蠣のスタウト

resize48820.jpg

第91回『岩手で何してる?』

アイルランドの美食家たちは、スタウトと牡蠣を同時に食することに価値があることを知っていた。この組み合わせは、アイルランドでギネス・スタウトが歴史上に現れた時点で、直ぐに発見をされたらしい。焙煎香る力強い苦さに海産物を入れ込むことに抵抗があるかもしれないが、独特の風味と、実に優しいコクが更に深まり、強く優しいという矛盾が美食家を虜にした。すると暫くをして、イングランドのビール醸造会社コンチェスター・ブルーング会社が『Oyster Feast Stout』を発売した。今にして思えば、オイスタースタウトの全盛期はココだけである。ビール界で黒ビール勢力が大きくになるにつれ、様々な系統が枝分かれをしていったが、このオイスタースタウトは、まっとうな美食家が絶滅をすると、運命を共にすることとなる。溢れたジャンクフートが時代を染め上げた1960年代後半、もしくは1970年にはオイスタースタウトは入手不可能な珍品として、せいぜいビール百科事典の一文を埋めるだけの価値しか持ち合わせていなかったのだから。それから長い年月がページを風化させ、人類から記憶を奪おうとしていた。
死んだ美食家が蘇ったのは、マイクロブルワリーが盛んに溢れた国家。最強の軍事力に、大量の油と砂糖を消費し続ける某国家の一部国民が、ついにオイスタースタウトを復活させると、これまた一部の他国醸造家に波及をした。それでもなおオイスタースタウトは黒ビール界隈のマニアか、本物の美食家にしか愛されていない。圧倒的に生産量が少ないため、知名度が低いためだ。

まさか国産のオイスタースタウトが生産されているとは思ってもみなかったが、考えてもみれば日本は海産物大好き国家なのでそれほど無理をしているわけでもないだろう。岩手のいわて蔵ビールはフォーリンスタイルスタウトに牡蠣殻と牡蠣を麦汁と煮る古式のオイスタースタウトであり、ほぼほぼ本国と遜色ないという。

飲んでみよう。
黒ビール信者としては何れオイスタースタウトを紹介をしたかったのですが、その第一号が日本産になったのは驚きです。まず色は深く、フォーリンスタウトらしい強さがある。やや黒すぎている気がするが、私の経験上だと黒ビールのSRM値(色の濃さの目安数値)は大きいほど美味しい。というか味が濃くなるので美味しいに決まっている。香りに生臭さは一切に無く、むしろ麦芽の存在感がある。やや塩っぽさがあるような気もするが、先入観から来るものだろう。肝心の味だが、まさに美食家向けだ。ホップの味は一切に無い、そう、ビールにホップを敵量入れれば正解と言う風潮は間違っているのだ。このビールがそれを証明している。ボディは大変に重く、最重量級一歩手前か。独特のコクがあり、海のミルクの存在感はかなりある。非常に良く出来た黒ビールで、日本中でもトップ10に入るレベルである。黒ビールは大抵のものを飲んでしまった方は満足できるだろうし、大抵の美味しい食事を満足された方にも驚きを提供してくれる。もう少しアルコール度数が高いほうが私好みだが、それは不満点にもならない。値段以上の価値を有した稀有なビールと呼んで差支えが無い。

resize48821.jpg
不思議なコクを感じる食べるビール

次回『軽井沢で何してる?』

World Guide to wine Oremus Asuzú 3 Putonyos(2008)

resize41272.jpg

第90回『Heavy amber』

-重たすぎるワイン-

美味いワインとウザいワイン通は常にセットである。
彼らの共通した評価方法は、素人に自慢できるかどうかに注力される。例えばコート・ドール(フランス・ブルゴーニュ地方の2地区を合わせてこう呼ぶ)であれば、間違いなくヴォーヌ・ロマネ村を話題にしたがる。連中はロマネ・コンティについて話したくてうずうずをしているのだ。話さずにはいられない、相手の状態がどうあれ関係なしに始めてしまう。国道74号線は決してロマネ・コンティだけを指すわけでは無いのだが、その先にあるフィサン村やモレ・サン・ドニ村はテーブル上に置かれはしない。何方の村も非常に素晴らしいブルゴーニュワインを生産するが、ロマネ村ほどコストパフォーマンスが悪くないからね。貴方は250万円のワインだなんて買えるかい、欲しいかい、決して飲もうとは思わないだろう?私も同じだよ、だから"そういうもの"を病的に説く人は、本物の病気だから通院することを勧める。もしかしたら正常なワイン通もいるのかもしれないが、きっと絶滅種指定されているに違いない。
さてウザくない酒好きとは、どのような話題をするのか。それは例えば、ビールコラムなのにビールの話題よりも序文に注力するのであればウザくない。故に私のビールコラムは、あんなに適当なのだ。正当性があるもん。

resize41273.jpg
ハンガリーの貴腐ワインは世界的にも有名である

ワイン通が顔をしかめワインレクチャー本と言えば『ワイン通が嫌われる理由』(レナード・S・バーンスタイン)が有名だ。この本には何人もの奇妙な人たちが出てくる。登場する人物たちは自分がワイン通であることを他人に理解させようと必死になって行動をする。ある者は食事の席で、ワインの抜栓について給仕長にイチャモンをつけ自分の価値を高めようとする。給仕長が気を使って赤ワインの抜栓をしたら、ニヤリと笑ってに「ワインを直ぐに注いでくれ」と言い、逆に直ぐに栓を抜かなかったら「ワインを空気にあてるのが常識なのだが?」と嫌味を言う。ちなみに食事の席で赤ワインを抜栓するかどうかに正解は無い。貴方がしたいようにすれば良い、だからそれを逆手にとって利用するワイン通がいるのである。このエピソードは本書に納められた一例として挙がっているのだが、これを商業的なユーモアだと捉えるのは間違いだ。実際に自身の体験として、その無様な様相を眺める状況に置かれた私は、とても悲しかった。そういう人間と食事を共にするというのは苦痛でしかない。この本に書かれている事の全てが真実であるかどうかは解らないが、読み物として優れているので興味がある方は手に取ってみてほしい。ワインに精通しているレナード氏がブラックユーモアたっぷりにワイン作法を説き、それを日本語訳した渡辺照夫氏は本職ソムリエである。(ソムリエがワイン通を酷評した本の製作に協力しているというのが何とも素晴らしい)
さて、私がワイン通ではないことは証明できたと思うので、そろそろ今回のワインについて語ろう。

resize41274.jpg
鬼も集まる香り高きトカイワイン

ワインと言えば決まってフランスだが、今回はハンガリーのものを用意した。ハンガリー?Magyarország?そう、ハンガリー。全く知らない国家なので、一体どのような文化、構造なのかさえ理解できない。確かモンテカルロ法の考案者である数学者Neumann János(ジョン・フォン・ノイマン)は同国出身者だったはずである。あとBattlestations:Pacificというマイナー海戦ゲームもハンガリー製。ワインの世界では、ハンガリーは貴腐ワイン発祥の地としての地位があり、フランス、ドイツと並ぶ貴腐生産地。

Q.貴腐ワインって何?
A.ボトリティス・シネレア(貴腐菌)に感染した葡萄を用いた白ワイン。それだけ。


ボトリティス・シネレアは世界中に分布しており、これに感染すると作物は灰色カビ病を発症します。その被害は大きく、恐ろしいカビなのです。しかし、昔のハンガリー人は、その病気に侵された葡萄の糖度が高くなることを発見しました。問題となったのは、その貴腐葡萄を生産する地域が酷く限られている事、天候に非常に左右される生産性、通常とは異なる生産方法による手間の増大、などがあり高額なワインに属しています。特に日本国内ではハンガリーの貴腐ワイン『トカイワイン』が入手困難であり、糖度の高い等級を探すのは大変です。一般的にトカイワインは等級が上がると甘くなり、トカイ・アスー(通常のブドウに貴腐ブドウを加えて造る甘口ワイン)は、Putonyosという言葉で甘さを表しています。今回は3 Putonyosなので最低等級となります。それでも、それなりの価格はしました。

resize41307.jpg
東欧国家ハンガリーは美女が多い事でも有名

貴腐葡萄だけで作られる貴腐ワインを特別に『トカイ・エッセンシア』と呼ぶのですが、これはファイナルファンタジーの回復薬エリクサーのモデルになりました。実際に薬品扱いされたようですが、かなりの貴重品のため私は見たことがありません。このオレムスにもエッセンシアがあるのですが、定価6万オーバーのため手が出せません。しかし、トカイ・ヘジアリャ地方の一等地にワイン畑を持つワイナリー、ボデガス・オレムスが生産する貴腐ワインなのですから期待が高まります。幸いなことに、日本ではトカイワインはまだ荒らされておらず、ワイン通はフランスに常に目が向いているようです。
で、だ。この貴腐ワインを飲むわけだが、最初に断っておきたい。まず、何度も言っているが私はワイン通じゃない。だから、この記事を読んだ本物のワイン通が何を想うかなんて考慮しない。君たちは、まず『ワイン通が嫌われる理由』を読んで基本に立ち返り給え。第二に、私は甘い酒が飲めない。これは致命的のようにさえ思える。貴腐ワインは糖度が他ワインに比べても高く、甘口ほど素晴らしいとされているからだ。しかも本場トカイの、正真正銘の本物だ。甘いに決まっている。だから私の感想は、いつも以上に役に立たない。念のため、これだけの予防線を張っておかないと危険だ。

resize41275.jpg
凄い香りがします

飲んで大丈夫なのだろうか。
非常に甘い香りを漂わせており、そのまま直に飲んだら肝臓が破けそうな気がする。怖いので、放置する事2分。意を決して少しだけ舌に含んだが、これは歯を溶解させるほどに甘い。強烈な甘さだが、その甘さが砂糖やシロップ的なストレートな性質を全く持っていないことに驚く。月並みな意見で言えば『上品な甘さ』を感じるワインで、それ以外の言葉は見当たらない。また、甘さにダルさが無い。ジュースなどの飲料は、舌に砂糖が残る感覚があるが、それも無い。甘い酒は嫌いだし、ワイン通でもないが、これはかなり異質な感覚だった。一気に飲むと、非常に胃が疲れるのが理解できるし、何やら栄養素が圧縮されている感覚である。高額なワインと言うのは、味が複雑で、慣れないと判断が難しいという。しかし、トカイ・ワインは希少性と味の価格バランスに納得ができる。何度も申告をするが、甘い酒は好きじゃない。しかし、すっきりとした後味の中に、不思議とフルーツを感じさせ、やや酸味と苦味が弱弱しく舌に滞留をするのが、何とも不思議なのだ。これで最低糖度の3 Putonyosとなると、これ以上のランクは飲めそうもない。私の死因が甘美だっただなんて事になりかねない。これだけ強烈な甘さを求めるために、カビさえ利用するワイン製造者には職人気質を感じてしまう。実際、このOremusは、ハンガリー国内でも屈指の技術力を持つ醸造所なのだという。

resize41306.jpg
とても良いワインですが、普通じゃありません

ワインなんて、どれも一緒と考える人が居たら、ハンガリーワインを勧める。
ワイン通嫌いの私が言うのだから、そこそこの信頼をしてほしい。決して不味いワインではない、しかし美味しいと言うよりかは異常、異質、異端の類である。こういうモノは手元に置いておく価値がある。脳内に蓄積して、自身の血になっても問題が無い。決して安くはないが、良い酒と価格は比例関係にあるものだ。このOremus Asuzú 3 Putonyosが証拠なのだから、間違いないよ。

次回『岩手で何してる?』

World Guide to Beer SIERRA NEVADA NARWHAL

resize37999.jpg

第89回『イッカク』

村上春樹の小説『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』では高い壁に囲まれた街から脱出しようとする”僕"の物語が出てくる。その街は幻想的、不条理な理によって人々に永遠の平穏を与えている。ただし、その平和は心と引き換えだ。住民が街の外へ出ることは出来ず、誰もが心を失いながらも、その日を終えていく。まだ心を失っていない僕は図書館の女の子に仕事を手伝ってもらいながらも、街について調査を始めるが・・・この小説には2つの世界の物語があり、それぞれが独立しているようで、最終的には1つに繋がっていく。2つの世界は、時代や場所が全く異なるのだが、共通して登場をするキーワードが『一角獣』である。"私"の物語では奇妙な仕事の報酬として貰った一角獣の頭骨が出てくるし、"僕"の方は街外に一角獣が住み着いている。現実の世界では、一角獣ユニコーンは空想の生物であるが、角1つの海洋生物イッカク(NARWHAL)は実在する。ただし、イッカクそのものも空想の生物であると考えられていた時代も長く、生息区域も北極であるために一般の目に触れることは少ない。

カリフォルニア州チコにアメリカ第二位のブランドとなったブリュワー、SIERRA NEVADA Brewin。クラフトビール界では名の知れた存在であるが、実力はいかに。

飲んでみよう。
インペリアル・スタウトということだが、かなり飲みやすく拍子抜けをしてしまった。ロースト感は薄く、何方かと言えばダーク・フルーツのような空気が漂う。苦味はあるが、これも強烈さは無く、清々しい。強烈なインペリアルを飲みたい方向けではなく、初心者向けのビールと言える。味は複雑であるが、私はあまり好みではない・・・かな。ビールの状態が悪い個体だったようで、機会があればもう一度飲みたい。

resize38000.jpg
イッカクのパッケージが特徴的

次回『Heavy amber』
スペシャル記事ですが、特殊なお酒のため5月掲載を予定しております。
プロフィール

ばりー

Author:ばりー
PCゲームとビールを愛するおっさん
お気軽にコメントして下さい
なにかあれば返信します

カテゴリ
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
リンク
QRコード
QR