本ブログのビール紹介コーナー『World Guide to Beer』の第一回から登場をしているキャラクター、伊吹萃香。
元ネタは同人ゲーム『東方Project』に出てきた酒飲みの鬼。
初登場作品は未プレイだが、私は東方文花帖のEXステージで散々苦しめられた思い出がある。
可愛らしい外見とは裏腹に事実上のラスボスとしてプレイヤーに立ちはだかり、あまりの難しさに倒すことが出来なかった。
偶然にもfigma 伊吹萃香を入手することになり、折角なので取り上げてみました。
このfigma 伊吹萃香は販売方法が特殊で、特定の店でしか取り扱っておらず市場にもあまり出ていなかった様子。
私はフィギュアに関しての知識が無く、この萃香が他と比べて優れているのかを語ることは出来ないのだが、素人見でも高い質を持っている。
【体と服装】服装に関して目に付くのが
スカートの模様で、非常に描きこまれており、後ろの部分までキメ細かなデザインが見て取れる。
全体的に落ち着きのないデザインなのだが、それ故にパワフルなキャラクター性を上手く造形に落とし込んでくれている。
色合いが美しく、
服装に関しては作り込みをしすぎている感すら漂う。
残念なのは腰に巻かれた鎖で、軟質性の素材なため質量感に欠ける。
この部分に瓢箪をぶら下げることが出来るのだが、
やけに取り付けをしづらくイライラした。
耐久的な面からいっても無理は危険なので、敢えて瓢箪を腰に巻かないという選択肢も取れる。
それ以外に目立った短所はないように思える。
カッコイイポーズを決める事も可能
【腕】このfigma 伊吹萃香の腕の出来には大変に驚いた。
先にも述べたが、私の知識ではコレが特別なのか普通なのかの判断ができないのだが、とにかく
よく動く腕である。
可動部は肩、肘、手首の3箇所で、腕に与えられた自由度は大きい。
手首に関しては個別のパーツが用意されており、左×3 右×4の7個がある。
手首のパーツによっては瓢箪や酒盃、鎖を持たせることが可能。
驚いたのが、手の造形で
異常に凝っている。
近くに寄らないと分からないのだが、しっかりと指が描きこまれ各指の長さも違うという拘りっぷり。
目立たない部分を造り込むのはプラモデルの基本だが、どうもフィギュアの世界でも共通した考えらしい。
色々持たせられる
【足】反面、萃香の足の自由度は低い。
正確に言えば、
足自体に与えられた自由度は低くはないが、スカートの制約が大きいために足を大きく動かすことが困難。
足の可動部は股関節、膝、足首の3箇所。
靴の造形も凝っているのだが、靴に付いているリボンが耐久的に不安。
足ももっと自由に動かせたら良いと思うのだが…
欲張り過ぎか。
靴の底面積が大きいため自立は簡単にできる
【顔】通常、酔っ払い、笑顔の3種類。
どれも良く出来ている印象。
天真爛漫さがあるキャラクターなので、3種類の中では笑顔が一番シックリくる。
このキャラクターの特徴である
角は実物と写真撮とでは圧迫感が違う。
顔幅よりも長く伸びた角は存在感があり、初めて見た時はビックリした。
実は髪の後ろにある赤リボンも巨大で、とにかく派手さが頭上部に集中している。
飲むかい?
【アイテム】正直、
どんだけ多いんだよ!!っとツッコミを入れたくなる。
分銅付き鎖×3(三角形のオブジェクトは切り離し可)、酒盃(持ち手付き)、長鎖、ちび萃香、ちび萃香固定用パーツ、台座+アーム、アーム用ジョイント
。
鎖関係のアクセサリーが多いため、大変に情報量の多いフィギュアである。
ゲームでもブッ飛んだ強さがあったので、これくらい派手な方が見栄えはする。
頑張って撮りました
【さて、どう使えばいいものか…】ビールより目立ってしまうfigma 伊吹萃香…私が困っているのは、彼女の過剰な派手さにある。
ビール紹介のコーナーではビールが主人公であるべきと考えている。
そう想うと、いつも使用しているミニ萃香の利便性を再認識させられる。
少なくとも小さい方の萃香はビール紹介においてはアクセントに収まってくれている案内人のような存在で、背丈が丁度ビールの名前あたりまでしかないのがブログを書く側としては嬉しい。
2ショット
【酒とゲームのキャラクター】figma 伊吹萃香は細部に至るまで凝っており、気に入っている。
動くことが自然なキャラクター性も手伝ってか、可愛さと躍動感の2つが上手くミックスされている印象だ。
さらに動かすだけの性能を与えられているのも写真を撮る側としては嬉しいし、面白味がある。
萃香は酒好きなので当ブログに頻繁に登場しても違和感がなく、これから先も何らかの形で登場させたいと考えています。
追記1.
Wheatley LED Flashlight追記2.
figma アイギス The ULTIMATE ver.レビュー